異形私的博物館

一般的に忌み嫌われているグロテスクなモノ、映画、ゲームなどを紹介。

恋は身勝手さからはじまる

映画パッセンジャーを見てきた。

内容はSF恋愛映画。  

 

物語は地球から移民目的で他の星に行く途中、主人公の冷凍睡眠装置が事故で1人だけ目覚めてしまう。

目的地に着くまでは後90年かかる…  

 

1で寂しい主人公は他の寝ている好みの全く見知らぬ女性を事故に見せかけコールドスリープから起こししまうという話。 

 

そして二人はやがて恋愛関係に…

まぁ起こされた女性から見たら酷い話。

一見酷い話だけど、恋愛の本質的な部分を描いていると思う。

 

相手への一方的な思いや自分の行動に対する後悔、
それでも相手に好意を抱き続ける。

一歩間違えればストーカーになる。

 

恋愛は幻想ナルシズムから始まり、少しづつ相手に
対して本質的な思いやりを持つようになる。

 

恋愛は生存戦略であり生存戦略である以上、身勝手さやナルシズムを含むグロテスクな側面がある。

 

期待していなかったけど。以外に面白かった1本

 

さて女性は最終的にどんな判断をするのか?

 

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変形武器の魅力

変形武器は本当にカッコいい。

 

なぜ変形武器に惹かれるのか?

 

それは自分の本質的な欲求に変化する事が
あるから。

 

変化をしたい欲求。
しかし変化を拒み安定したい欲求もある

 

現実で変化欲求に従い好きなことをするには
勇気が必要

 

だから現実ではない自由奔放な架空の世界は
魅力的に映る。

 

そして変形武器は自由に自分を変化させる象徴
として機能する。

 

だから今日もブラッドボーンの武器をこの手で
変化させよう。

 

そしてカッコよい変形武器が出てくる映画を
観よう。

 

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女性は異形

映画館で見れなかったエックスマキナを観賞。


この映画に出てくるアンドロイドの女性の魅力は

男性が人間の女性に 抱く感覚に似ている。

 

綺麗に見えるが、何となく感覚的にグロく感じる。

 

男性は身体も心も単純だ。

しかし女性は反対に複雑。

 

そして物語もアンドロイドでも女性は怖い…と
感じる内容だった…

 

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いつまでも男にとって女性は異形な存在である。

怖い映画が怖くなくなる理由

年末怖い映画として話題のドントブリーズという

ホラー映画を観賞、でもこれが少しも怖くない。

 

泥棒をするために老人の家に忍び込んだ若者たちが老人がめちゃめちゃ強い退役軍人だったので返り討ちにあう話。

 

僕は終始老人視点で見て老人の活躍を

応援していた。なので全く怖くなく最後は老人に

同情してしまうことに…

 

噂の戦慄の白い液体シーンも老人が哀れに

見えてしまった…

 

まぁ結局映画は出演している誰の視点で見るかで

感想は全く変わってきますよね。 

 

もうマスクを被った殺人鬼は飽きられているから

これは変化球ホラーだね。

 

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結婚は悪夢のはじまり

中年男性が結婚願望を持つことは悪くないが

結婚は大変である。

 

性別、性格が違うもの同士か生きていくのである。

それも生涯1人の相手だけを愛していくのである。

 

論理的に考えれば苦行そのものである。

 

苦行を乗り越えることに人間の理性があるとも

言えるが、まぁ結局はやせ我慢大会である。

 

特に父親は子供を産めないから親としの実感が

持てない、さらに赤ん坊は父親になつかない。

 

だから結婚に夢を見ている男たちはこの映画を

しっかり観るべし。

 

きっと冷静になるであろう…

 

この映画ほど結婚して父親のなることへの悪夢を

生理的に見事に描いている嫌な映画ないと思う。

 

それがデビッドリンチ監督のカルト映画である

イレイザーヘッド

 

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今年1番の狂気の映画

今年は日本アニメ映画か頑張ってたけど

邦画はさらに凄かった。

 

特にデストラクションベイビーズという

映画はかなり挑戦していた。

 

内容は意味のない暴力に生き甲斐を見出す、若者の話、主演の柳楽優弥の演技は内に込めている狂気を見事に体現しており凄みがあった。

 

また見ている観客にも暴力によるカタルシスを感じさせる作りになっているので、人間は自分を含めて本当は性悪説なのかもしれないという、悪魔の声が聞こえてきそうな恐ろし映画だった…

 

最後の柳楽優弥の表情は人間ではなく異形のモノ

悪魔そのものであった…

 

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異形のデル・トロデザイン

この造形は本当に良いです( ´艸`)

見ていると癒されます。

 

ギレルモ・デル・トロ監督の

映画「ブレイド2」に出てくる異形のモノです。

この監督は真性異形モノ好きだと思います。

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